ロンドン観劇旅2024⑤

ロンドン9日目と最終日のこと。

 

◆9日目

観劇の締めを何にするか悩んだが

「WICKED」を観ることに。

初日の少々のモヤモヤを吹き飛ばして終わりにしたかった。

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リリースチケットで2列目センターをゲット。

しっかり没入して堪能した。

完全なハッピーエンドでもバッドエンドでも無い

なんとも言えない余韻を残すこの作品が大好き。

衣装もセットも音楽も振付も、全部が楽しく美しい。

もし不完全燃焼に陥ったらソワレに何か見ようかと思ったが

大満足で観劇を終了。

 

夜にはパッキングを済ませたかったため

お土産など買い込んで9日目終了。

 

◆10日目(最終日)

朝目覚めると大雪のため羽田→伊丹便欠航のメールが。

日本に帰れるのか・・・?と不安になる目覚め・・・

しかし欠航連絡は無いし焦っても仕方がない。

 

ホテルに荷物を預けて一先ずチェックアウト。

特に予定は無かったので散歩。

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最終日にして初めてトラファルガー広場へ到達。広大。

次回はナショナルギャラリーにも足を運びたい。

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名称は忘れたがとても素敵な公園。

私が行動した狭い範囲の中ではテムズ川沿いにいくつかこのような公園が。

そして何故か絶対卓球台がある。

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ロンドンぽくて良いなと思った何気ない街並み。

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コヴェントガーデン、良いところだった。

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最終日にしてようやく赤い電話ボックスの写真を撮る。

 

そして空港へ。

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ありがとうロンドン。絶対また来る。

 

◆帰国

帰りもJALで。行きよりかなり混んでいた。

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機内食一食目。生姜焼きご飯かチキンとニョッキの選択肢。

特段日本食が恋しかった訳でも無く、大好きなニョッキをチョイス。

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機内食二食目。

適度な量と暖かい食べ物がほっとする。

合間にどら焼きが軽食で配られたが食べきれず・・・無念。

 

往復ともにJALのクルーの皆様には大変素晴らしい対応を頂き

すっかりJALのファンになってしまった。

初めての海外ひとり旅の緊張や不安が緩和されて大変良い旅となった。

様々な人が過ごす機内で、細やかに様々な対応をされている様子が見受けられ

心が温かくなる心地であった。

日本の天候が悪かったこともあり、着陸前はかなり揺れたが

安全に問題は無いと大変落ち着いた姿を見せてくれるだけでも随分安心した。

 

結構になった伊丹への便は翌日早朝に無料振替と言われたが

新幹線が動いていたので東京からは陸路で関西へ帰ることに。

振替は断ってしまったが、大変細やかに該当者に対応している様子も見ることができ

これはこれで良い経験であった。

 

そんなこんなで10日間のロンドンへの旅を恙なく終え、帰宅することができた。

スリを警戒していたが危機を感じることも無く(対策はそれなりにしていた)

寒さに警戒していたが日本より暖かいという幸運に恵まれ(帰ってきたら日本大雪)

食べ物も合っていたようで日本食が恋しくなることもなく(念のため持って言った味噌汁飲まず)

大変楽しく、有意義な日々を過ごすことができた。

思い切って10日間滞在して良かった。

 

ぜひまた、ロンドンに行きたい。

出来れば一度長期で滞在してみたい。

そんな風に思える土地に出会えた事が嬉しい。

 

5記事にも亘ってしまったが、やっと書き終えることが出来た。

自分の思い出補完に、書き記すことが出来て良かった。

 

 

 

ロンドン観劇旅2024④

ロンドン7日目と8日目のこと。

 

◆7日目

ついにメインイベントとも言うべき観劇の時。

「MY NEIGHBOUR TOTORO」@BARBICAN THEATRE

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フライトした後、ホテルよりもまずトトロのチケットを確保した。

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気合いの2階センター付近。

基本2階前方から誰にも邪魔されず全体を観るのが好み。

いやしかし、素晴らしかった。

原作への愛とリスペクトを全力で感じられる舞台、映画を全力で演劇の手法で芝居にしたという感じ。

全て素晴らしかったけど、やはりトトロの初登場シーンには感動。

美術もとても美しく、パペットたちも生き生きとしていて、出演者全員がトトロの世界に生きながら観客をその中に巻き込んでいくような不思議な感覚。

この目で、劇場で、観られてよかった。

 

そしてソワレは「SIX」2回目!

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やっぱり良かったー!!

チェックしきれて無かったがスイングの出演などもあり前回とはシーモアとグレーヴズが違う方。

やっぱりブーリンが好きで追ってしまう。

疲れが出たのか少々体調が悪い状態での観劇だったがカーテンコール頃にはノリノリであった。

作品のもつパワーとパフォーマンスに引き上げられた。

 

◆8日目

この日は「Harry Potter AND THE CURSED CHILD」@PALACETHEATRE

part1と2を通して観劇。

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日本でも観劇したがフルバージョンの方が面白い。

日本版の主なカットはリトルハリーまわり。

過去の回想シーンがあることでより物語に入り込める。

何よりハグリッドの存在が効いている。

日本ではこの形式での上演はなかなか券売が厳しいとは思うが・・・

 

合間にはHOUSE OF MINALIMAへ。

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ハリーポッター漬けの一日。

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店内のナギニが描かれたポスターがとっても素敵。

店内にいるだけでわくわくする楽しい空間!

ロンドンに再訪出来た際にもぜひ立ち寄りたい。

 

続く。。。

 

 

 

 

 

ロンドン観劇旅2024③

ロンドン5日目と6日目のこと。

 

◆5日目

朝から大英博物館へ。

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スケールに圧倒されまくり…

これが1日では見切れないと噂の…!

概ねざっくり歩き回って、気に入ったゾーンだけ2周してじっくり。

古代エジプトは元々好きだししっかり目に。

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絵が精巧だし色使いがとても美しいものが多い。

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今まで注目したこと無かったアッシリアの彫刻にとても心惹かれた。

日本だと限られたテーマの企画展に行くことが多いけれど、とりあえず広くいろいろ見られることの意義を感じるなど。

 

ソワレは「THE LION KING」@LYCEUM THEATRE

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ライオンキングではハイエナたちが好きなのだが日本ではあんなに数いなかったよね…?

ボックス席を使ったパフォーマンスや客席全体を巻き込んだONE BY ONEなど新鮮な気持ちでライオンキングの世界に浸る夜…

学校の鑑賞会か何かで小学生くらいの団体がいて驚き。

日本では夜公演には連れて行かないよなぁ、と。

こうやって文化習慣って育っていくのだな。

 

 

◆6日目

朝からV&A MUSEUMへ。

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まず圧巻のミケランジェロからスタート。

ガラスケースなども無くだだっ広い展示スペースに所狭しと彫刻が展示されている。スケールがでかい。

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V&Aは服飾・建築・家具などの展示も多くて個人的な趣味にハマるものがたくさん。

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甲冑のパーツ図とかおもしろい。

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カフェの食事も美味しいし、トレーもモリスで可愛いし、全体的にお気に入りのミュージアム。また行きたい。

 

お隣の自然史博物館にもちらりと。

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V&Aをしっかり見て体力を失ってたので恐竜だけ…

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展示の仕方が面白くて興味深い内容。

皮膚の化石初めて見られて感動!

 

ソワレは「Moulin Rouge!」@PICCADILLY THEATRE

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開演15分前から徐々にキャストが現れてどんどんMoulin Rougeの世界へ…

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Welcome to the Moulin Rouge!からfinaleまであっという間。

そして皆様の完成された肉体美と圧倒的なパフォーマンス。

特に私はニニ様に魅了されてしまった…

いつか一番前の舞台の間にある席?に座ってみたいものだ。

 

続く。。。

 

ロンドン観劇旅2024②

ロンドン観劇旅の2日目から4日目について。

 

◆2日目

朝食をオプションで付けていたのでまずはラウンジへ。

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これが美味しくて毎日朝ごはんしっかり食べてたので元気に過ごせたのだと思う。

卵料理、ベイクドビーンズ、ベーコン、ウィンナーはホットミール。

パンは他にも4種類くらいあってトースターも有り。

毎日写真の組み合わせとフルーツをたっぷり。

ヨーグルトとかシリアルとかも有り。

コーヒー・紅茶は宿泊者は誰でも一日中フリー。

 

ソーホーからのんびり歩いて1本目の観劇「WICKED」へ。

途中バッキンガム宮殿を眺めながら。

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「WICKED」@THE APOLLO VICTORIA THEATRE

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まずは大好きなこの作品から。

劇場中がグリーンでライティングされてて気分が上がる!

後ろの席の中学生くらいのグループがずっとふざけてて集中しきれずちょっと無念…

しかしやっぱり良いですね!!WICKED!!

 

観劇後は無理せず、再びのんびりお散歩しながらホテルへ帰って早めに就寝。

 

◆3日目

コベントガーデンまで徒歩移動。

マーケットを眺めつつ…

マチネは「BACK TO THE FUTURE」@ADELPHI THEATRE

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めーちゃくちゃ面白かった!

原作のちょっと過激めな表現には所々爽やかな改変が入ったりとか、諸々舞台作品として見やすくなっている感。

ミュージカルになっている分原作より全体的に賑やかなところが多くなりつつ、これぞというエッセンスは全部入ってる!

ラストはあまりにもテンションあがる…劇団四季公演も発表されましたし、日本の皆さんこれは見逃し厳禁です。

 

ソワレは超至近距離にあるVAUDEVILLE THEATREにて「SIX」を観劇。

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これが…とても…良かった…!ハマった。

客席への語りかけも多くてクイーン達の世界に一緒に巻き込まれていくような、芝居を観てるような、ショーを観てるような…

そしてとにかく音楽が良いし、クイーン達がかっこいい。

リピーターと思しきファンも多く連日ほぼ完売で客席の熱気も高め。

あまりにも忘れられなくて翌日には2回目のチケットを探してた。

 

◆4日目

唯一観劇以外に絶対行きたかった場所、WBスタジオツアーへ!

ユーストンからワットフォードまでの往復切符付のパッケージをHIS経由で手配。(分かりやすかったから)

バスツアーもいくらでもあったけど、帰り時間を自由に決めたかったので電車で。

特急的なものに乗らなきゃ行けなかったのに各停に乗ってしまい倍以上時間かかった…

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しかし、方向音痴すぎて常に早め早めに動く私はそれでも予約時間より早く着いたので問題は無し。

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大広間とか動く階段とか魔法薬学の教室とかダンブルドアの部屋とかホグワーツ特急とか。

写真いっぱいあるので別記事でまた書こうかな。

 

ソワレはSONDHEIM THEATREにて「Les Misérables」観劇

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日本で観るより舞台が随分狭いので迫力が更に増すような。

one day more大好きなのですが、舞台から張り出した部分のバルコニーとかも使って勢揃いするのでレミゼの世界に囲まれてる感じでとても良かった。

 

③に続く…

 

ロンドン観劇旅2024①

海外で観劇してみたい、という長年の夢を叶えた。

行き先はロンドン。

ニューヨークでは無くロンドンにした理由は後ほど。

 

思い返せば2000年、4月にニューヨークへの旅を計画していたもののコロナ禍に突入して断念。

海外渡航出来るようになってからも仕事が忙しく長期休暇を取ることが考えられず。

 

いろいろ調整を重ね2024年1月下旬から2月上旬、現地に9泊10日の旅となった。

全て個人手配での旅でしたので観劇以外のことも諸々記しておこうと思う。

ちなみに小学校低学年の時に家族旅行でハワイに行って以来の実質初海外、ひとり旅、個人手配、とまぁまぁ冒険家である。

 

◆出国

ロンドンへはJALにて。

セールの時に渡英候補期間のうち最安値の日を組み合わせて取ったことにより適度なお値段でおさまる。

結果的に未経験のことが多くぷるぷるしていた出発時の私にはJALの安心感がなんとも心強かった。

素晴らしい接遇をありがとう、JALの皆さま。

関西在住のため、伊丹→羽田、羽田→ロンドン直行。国内乗継なのも安心感。

(羽田の時点で機内持込のキャリーオンバッグのファスナー全壊、搭乗口のカウンターの方に養生テープをお借りする笑)

 

13時間以上のロングフライト、お隣が居ない3席独り占め配席で快適!

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1回目の機内食。更にデザートにハーゲンダッツ。美味しかった。

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2回目の機内食は無印コラボ。実物の写真はあまりにイケてないので割愛。

合間で軽食に八天堂のクリームパン。飽食。

 

◆到着

特に問題なく夕方ごろヒースロー空港着。

1時間くらいかけて18時ごろにホテルin。

宿泊先はhub London Soho。

こちらに9泊連泊、1泊平均単価2万円ほど。

チェックイン時に何泊?と書かれて「Nine」と答えたらドイツ語の「Nein」だと思われてフロントの方と認識すれ違い???となる。笑

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ベッド広い。クイーンサイズくらいかな。

でかいスーツケースはギリ広げられる。ベッド下にスーツケース収納有り。

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トイレとシャワーはちゃんと区切られてて快適。

全体的にとても清潔感のある快適なお部屋。

ちなみに、ドライヤー有り、ハンドソープ有り、髪から身体まで全身洗いのオーガニックソープ有り、寝巻き無し、ケトル無し、という感じのアメニティ具合。

 

もう夜だったので少しだけピカデリーサーカス方面にお散歩して晩御飯食べておしまい。

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ホテルの近くで食べたフォー。美味しかった。

 

普段から仕事の関係で不規則な生活なためか時差ボケも無く、現地22時くらいに就寝。

 

観劇に行き着いてないけど長くなったので2日目以降は次記事に…

初投稿

ブログは続いた試しがない。

しかしちょっと書きたいことがある。

 

書きたいときに書きたいままに書いていこうと思う。

 

私は多趣味な人間だがとにかくいちばん観劇が好きだ。

劇場という空間も好きだ。

ミュージカル・ストレートプレイ・歌舞伎・文楽・落語・宝塚・コンサート…なんでも観る。

 

主に観劇のこと、その他の好きなこと、諸々取り留めもなく綴ることになると思う。

無理なくゆるりとやっていこう。